本当に良いサッカー指導者(選手)になるには

サッカーを指導するにあたり自らが感じた本当に大切なことを発信し、それが日本サッカーの成長に少しでも繋がってくれるように

ウォーミングアップはいらない!

 

ウォーミングアップはいらない!

 

 

今日は小学生の試合があり、そこで感じたのはウォーミングアップっていらないなーということ

 

 

誤解を生みたくないので、説明するとコーチが行うウォーミングアップはいらないということであり、何も全く動いていない状態からすぐ試合をした方がいいと言っているわけではありません

 

まずウォーミングアップって一体なんのためにするのかだが、それは怪我の予防と試合で勝つために100%の力を出せるように準備をしておくという大きく2つがある

 

怪我の予防というところでは、ウォーミングアップをすることで筋肉を温め、筋肉の可動域を広げることで怪我の予防につながるということである

 

試合に勝つために100%の準備というところでは、ウォーミングアップをすることで試合のキックオフの合図から自分の最大限の能力を発揮できるということである

 

具体的に説明すると、ウォーミングアップによりボールとの感覚、今日の自分の調子、天候ピッチの状態を知り、キックオフの合図に自分のピークの身体的状態を作り上げる

 

このような目的がウォーミングアップにはあるが、特に育成年代でここの目的が薄い、見失われているんじゃないかと思うことが多々ある

 

というのも、本当にウォーミングアップのやり過ぎである


普段のトレーニングと同じような強度でほとんどの指導者が行う


それでは、体力的に少し失われた状態で試合に望まないといけなくなる

 

本来のウォーミングアップの目的はその試合のための準備なのだが、単なるトレーニングになっている


それは良いウォーミングアップとは言えない

ではどのようにすれば良いウォーミングアップになるかと言うと、遊ばしておくことだ

 

もちろん学年によって手を入れないといけないことはあるが、サッカーで遊ぶことを知っている年齢の子たちなら、自然と良いウォーミングアップを行なっているもの

 

というのも、自分の体力、感覚は自分にしかわからないし、自分で調整することが1番だからだ

 

指導者が行うと少し疲れていても行わないといけないし、自己管理ができなくなる

 

この自分で準備するという習慣をつけておくことは、サッカー選手としても人としても非常に重要な要素である

 

だからウォーミングアップは指導者が行わず、できるだけ子供に任せてみてはどうだろうか