子供のやる気スイッチを押してはいけない
指導者のみなさん!
子供にあまりやる気が感じられない、モチベーションが低いからやる気スイッチを探し、やる気を出させていませんか?
それは大きな間違えです!
もちろん子供によって個人差はあるので、押してあげないといけない子もいるかと思います
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ただそれだけではいけません
育成年代で特に重要なのは、楽しくサッカーをうまくするということ
これはカテゴリーによっても少しずつ意味合いが異なるが、小学生年代では特に重要である
なぜならまだサッカーを初めて間もない子もいれば、中学生になると他のスポーしようかなと悩むような時期だからだ
本当に日本にサッカーを文化として植え付けるためには、サッカーをする人間がどんどん増加しないといけない
それは何もプロの選手を増やすわけではなく、趣味としてスポーツを楽しむならサッカーを選ぶと言ったものでよい
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そのような人がお父さん、お母さんになるとやっぱり子供にはサッカーをしてほしいもの
子供がサッカーをするようになるとサッカー人口が増え文化に近づく
このサイクルは必ず必要である
そのためにも楽しくサッカーをうまくするということは非常に重要である
では楽しくサッカーをうまくするとはどういうことかと言うと、子供がコーチにやらされている感がなく、自然にサッカーに取り組みうまくなるということである
楽しくないと続かないし、続かないとどこかで辞めてしまう
さらにうまくするのが本当に良い指導者と言える
この本当に良い指導者に共通しているものがあると感じている
それは子供の好奇心をくすぐることがうまいということ
子供がぜひやってみたい!もっとうまくなりたい!と思える、トレーニングオーガナイズ、雰囲気、話し方、など。
良い指導者は抜群にこれがうまい
それは子供を見ればすぐにわかる
どんな目をしてサッカーをしているのか
どんよりした目をしているのか、キラキラした目をしているのか
さらに良い指導者は、その場の空気からただわいわいモチベーションが低い状態でトレーニングをしているのかを見分けるのもうまい
ここぞというところでビシッと空気を変えることができる
つまり良い指導者は子供のやる気スイッチを、子供自ら押すように持っていける人のこと
もちろん指導者が子供のやる気スイッチの場所を見つけ押してあげれることも、場所がわからない指導者より良い
ただ押してあげたスイッチはどこかでまた元に戻る
そしてそのスイッチはなくなり、また新しいスイッチの場所を探さなくてはいけない
それでは選手は最大限成長しない
子供が自ら押したスイッチは、なかなか元には戻らない
何か誘惑があろうとそのスイッチは戻らない
だからやる気スイッチは指導者が押してはいけないのだ!
やる気スイッチを子供自ら押すように持っていける指導者こそ本当に良い指導者である