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おすすめ!サッカースクールの選び方

今回はサッカークラブではなく、サッカースクールの選び方についてご説明します!

サッカークラブ編を参考にしつつ、こちらもみてください!
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まずサッカークラブとサッカースクールの違いは、何でしょうか

それは、試合の有無と公式戦の有無です


サッカークラブでは、地域のサッカー協会もしくは日本サッカー協会に登録することにより公式戦に出場できます

サッカースクールでは、基本的にチームとして登録はしないので公式戦はありませんが、スクールによっては練習だけでは上達しないという考えから、定期的に練習試合をしているところもあります
もちろん試合はまったくしないところもあります
というかそれが普通です


さらに指導方針で比べてみる

サッカークラブは、チームとして練習して試合をするので基本的にはいつも同じメンバーでやるもの
だから次の試合に向けてチームとして、こういう風な戦い方でいこう、などいわゆるチーム戦術的な練習を行う場合があります

こういった場合で言うと、チームとしてのやることの共有意識を高めることができる一方で、個人の技術、戦術の向上という点で言うとあまりフォーカスされないことがあります
これは目的がチームとして戦うことなので、仕方ないことです


そこでサッカークラブに入っている子が、個人の技術や戦術を向上したいというときにサッカースクールに入るということです

もちろんサッカースクールによっては、セレクションを行い技術力とモチベーションをある程度一定にコントロールする場合もあれば、サッカーの初心者を数多く扱う普及活動を積極的に行っているところもあるので、形は様々である
だから必ずどこのサッカースクールが良いのだろう、いっぱいありすぎてわからないという問題に衝突する



そんな様々にあるサッカースクールの中でどのように選べばいいかを説明しようと思う

1スクールの目的を把握する

各サッカースクールには必ず目的というものがある
例えば、サッカー人口を増やすためにサッカー初心者や幼児や低学年を多く扱う普及活動を行っているところ
自身が実際に経験してきたプロの世界から子供に必要なことを落とし込むところ
スペインでの指導経験からスペイン式に選手を育成するところ


など様々である
子供の目的と親の目的をしっかり照らし合わせ、その目的に一番ぴったりなスクールを選ぶべきである

お金稼ぎのためだけにサッカースクールを行っているところがあるが、そこはこの目的が無いか、はっきりしていない
一度指導者に聞いてみてもいいだろう


2金額が適正か判断する

保護者の方が悩むところと言えばやはり金額面である
サッカースクールもピンキリで、1か月で2000円のところもあれば、12000円ほど取るところもある

ただ金額が高いからといってダメなわけではなくそれに見合ったものを提供しているかが重要である
12000円も取っているのにセレクションをしてゲームばかりしているところもあれば、Jリーグ監督の経験がある指導者を雇い、質の高い指導を行っているところもある

さらにそれは環境も大事である

12000円払っているのに土のグラウンドで、照明も暗くてというスクールもあれば、人工芝で照明が明るいところもある

だからその金額と見合った指導者、指導の質、環境を吟味する必要がある

3コーチの姿勢を観る

これはクラブチームを選ぶところでもでてきた項目であるが、どの育成現場でもいえることでコーチの指導中の姿勢子供と接するときの姿勢を観る必要がある

うまくできない理由を子供の責任に置き換え、頭ごなしに怒ることしかできない指導者もいれば、緩い雰囲気になったときのみ少し締めるのみで、ずっと楽しそうに笑顔でポジティブな言葉を用いているコーチもいる

何が良くて何が悪いということは一概には判断できないが、子供の成長という観点から考えると、私はポジティブな言葉がけが多いコーチを支持する

子供は、伸び伸びと生き生きとサッカーしていて、時間を忘れるくらい夢中になっているときこそ上達する


4子供の姿を観る

これもサッカークラブの選び方でも紹介したが、やはりかなり重要な項目である

子供の姿とは、楽しそうに、夢中にサッカーに取り組んでいるかでありサッカーがうまいか下手かではない

もちろんそれも重要な項目ではあるが、1番ではない

サッカースクールは各地から集まっている場合があるので、たまたまうまい子がそろっていることもある

だから観るべきは子供の姿である