保護者必見!サッカークラブの選び方
お子様がサッカーがしたい!と言ったときに、どこでもサッカークラブなら大丈夫なのかなとか、ここのクラブで本当に良いのかなと悩んだ経験はありませんか?
そんな保護者の皆様のために、サッカークラブの選び方をご説明させてもらいます!
最初に言っておくと、サッカークラブ選びはお子様の将来を決めるといっても過言ではないくらい大事な作業です!
1体験は必ずすること
まず体験は必ずしてください!
子供は友達が入っているから、入りたい!と言ってすぐにでも入りたいと言ってくるものです
そこで子供が入りたいと言っているからなとすぐに入会を決断してはダメです
もし入会することになったら、楽しいことばかりではなく、しんどいことや厳しいことも必ずあります
それを乗り越えられるくらい、子供はサッカーがしたいのか、友達と一緒にいたいだけでサッカーに入りたいと言っていないか、を見極めるためにも必ず1か月ほどの体験が必要です
そしてもし1か月の体験後に入りたいと言ってもすぐに決断するのではなく、しっかりとお子様と話してあげてください
本当にサッカーがしたいの? 本当にサッカーが楽しかった? 自分でサッカーの準備と片付けができる?などを聞いてあげてください
あくまで保護者の意見ではなく、子供の意見で決めさせてあげてください!
やらされてやるサッカーほどおもしろくないものはありません
もし自分の意志で決めたのなら、苦しいことがあったときなどに、あなたがやりたいと言ったんでしょ?と自分の意志で決めたことを言ってあげてください
2試合をしているかリサーチすること
サッカークラブの中には高額なお金をもらっているのにも関わらず、練習ばっかりで試合をしてくれないチームもあります
例えばコーチは平日の夕方に仕事帰りで練習には来るが、試合となると土日になるので休みだから動きたくないといった最低なコーチもいることは確かです
さらにそれは意外と地域で有名なチームにもそのような現状があり、過去に良い成績を残していて勝手に人が集まるようになり、その結果コーチの満足感から怠慢を生んでしまうということです
だからもし入ろうと考えているチームの中に、知り合いなどがいれば練習試合をしているか聞いてみると良いでしょう
もっと言うと、そのチームが土日に試合をしているかご自分で見に行ってもいいかもしれません
何のためにサッカーをしているかといえば、それはもちろん楽しむためでもありうまくなるためでもある
だが試合をしないとその楽しみも、上達も最大限得ることができない
サッカーは勝敗を争うスポーツだから魅力がある
だからこそ、その勝敗を競う試合をしていないチームには入るべきではない
3コーチの姿勢を観ること
必然的にコーチという立場に立つと指示をする機会や、コーチが主体となって話をする機会が増える
そんなときにコーチが陥りやすいのが、話を聞いてないのを子供のせいにしたり、集中してサッカーできていないのを子供のせいにしたり、言ったことをできていないときに子供のせいにすることである
子供ができないのは当たり前です
だってできないからサッカーをしにきているのだから
言ったことをすべてできる子供などいません
ずっと集中できる子供なんていません
ずっと話を聞いている子供なんかいません
逆にそんな子がいたら、大人にコントロールされすぎていてロボットのようで心配です
話を聞けていないのは、コーチが子供を惹きつけるような話をしていないから
言ったことができていないのは、その言い方が子供に合ったものではなかったから
集中できていないのは、その練習とか雰囲気がおもしろくないものにしたコーチの責任
このように子供ができていないことを自分の責任だと感じているか感じていないかはコーチの資質という面で非常に重要なことです
明らかに子供に押し付けているような態度をしているコーチはそれには当てはまりません
4所属している子供の姿を観ること
一番明らかにそのクラブが良いクラブだと判断できる点は、やはり実際に所属している子供の姿を観ることでしょう
サッカーコーチの世界に「子供は指導者の鏡である」という言葉がある
自分の姿が子供に反映されるのだ
だから、練習している子供が笑顔で楽しく、あっという間に時間が過ぎてしまってもっとサッカーやりたいと感じていそうなら、それこそ良いクラブでしょう
逆に、子供の表情が思わしくなく暗い表情をしているなら、何かしらそのクラブには悪い点がある
そう思っています
最後に
いくつかサッカークラブを選ぶうえで判断する点をあげましたが、最後の決断は子供にゆだねてあげてください
子供が絶対に何が何でもこのクラブがいいというなら一度入れてあげてください
そして明らかに良くないクラブなら、すぐにやめることも可能ですから
一番やってはいけないことは、親が子供の将来を決めてしまうことです
親が子供にこんな姿になってほしいと思っていても、子供はそう考えていないほうが多いです
親は子供の正解を用意してあげるのではなく、子供の選択肢を広げるようにしてあげてください
だから最後は子供の判断で選んであげてください