現役プロサッカー選手各ポジションベスト5(動画有り)右CB編
おはようございます!
今回は前回の右SB編に続いて右CB編です!
それではどうぞ( ´∀`)
5位 ディエゴ・ゴディン ウルグアイ代表 アトレティコマドリード
ウルグアイ代表でスペインリーガエスパニョーラのアトレティコマドリードに所属する30歳のCB
母国ウルグアイのクラブでキャリアを始めすぐにリーガエスパニョーラの舞台に
200-7-8シーズンにビジャレアルに完全移籍
その年にはバルセロナを抑え、レアルマドリードに次ぐ2位でシーズンを終えたチームで24試合出場
翌年には不動のレギュラーとなり、2010-11シーズンに同じリーガエスパニョーラのアトレティコマドリードに完全移籍
その後アトレティコマドリード監督のディエゴ・シメオネの信頼を完全に掴みそこからチームの大黒柱にまで成長
2013-14シーズンと2015-16シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグの決勝まで駒を進めるがどちらも同じリーガエスパニョーラのレアルマドリードに敗れる
最近ではウルグアイ代表でキャプテンになって成熟している印象
プレースタイル
圧倒的な対人プレーの強さが魅力
空中戦、1vs1では並の選手は全く歯が立たない
南米特有のずる賢さを備えエリア内でファールぎりぎりのプレーもしばしば
さらにUEFAチャンピオンズリーグの決勝や、終了間際の得点も数多くあり勝負強さも目立つ
ディエゴ・シメオネ率いるアトレティコマドリードにかかせない存在に
ビルドアップ能力が上がればもっと良いプレーヤーと評価されるだろう
動画はこちら↓
Diego Godin - Atlético Madrid - Defending Skills - 2016 HD
4位 ジェラール・ピケ スペイン代表 バルセロナ
スペイン代表でスペインリーガエスパニョーラのバルセロナに所属する29歳のCB
ユース時代にバルセロナからイングランドプレミアリーグのマンチェスターユナイテッドに引き抜かれる
そこで徐々に頭角を現し、2008-9シーズンにバルセロナに復帰
その年にペップ・グアルディオラがバルセロナトップチームも監督に就任し、リーガエスパニョーラ、コパ・デル・レイ、UEFAチャンピオンズリーグの三冠を達成
さらにスペイン代表として臨んだ2010年に行われた南アフリカW杯でも優勝
2012年のUEFA欧州選手権でも優勝
ここからもバルセロナでタイトルを取り続けた
プレースタイル
ビルドアップ能力の高さは世界最高
バルセロナとスペイン代表のポゼッションサッカーを支える重要なキープレーヤー
特に左サイドの高い位置へ送る対角線のロングフィードは絶品
身長も高く空中戦も得意としている
ただスピードがなく、ハイラインを引くバルセロナとスペイン代表で裏への対処ができないことが多い
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3位 レオナルド・ボヌッチ イタリア代表 ユベントス
イタリア代表でイタリアセリエAのユベントスに所属する29歳のCB
ユース時代を過ごしたインテルで2005-6シーズンにセリエAデビューを果たす
そこからはイタリアのクラブを転々としパッとしないシーズンが続く
しかし2009-10シーズンに所属していたイタリアセリエAのバーリでクラブの躍進を支えた
翌年に同じイタリアセリエAのユベントスに完全移籍するが、ビッグクラブの重圧からか当初は不安定なプレーが続く
アントニオ・コンテが監督に就任してから徐々にプレーが安定し、ユベントスの3バックになくてはならない存在に
そこから現在までセリエAを5連覇し前人未到の6連覇まであと少し
2014-15シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグの決勝まで駒を進めるが、メッシ、スアレス、ネイマールで形成されたバルセロナに敗れる
プレースタイル
カテナチオの国イタリアが生んだ守備能力とボールキープ、ビルドアップ能力が魅力の選手
最終ラインで奪われれば大ピンチなシーンでも冷静に相手をかわすことができる
イタリア代表ではピルロがマンマークされた際に、攻撃のタクトを振るうのがこの人というくらい絶大な信頼がある
さらにイタリア特有のゴール前での固い守備であるカテナチオでもその能力を発揮
ゴール前での対人プレーは目を見張るものがある
この人もスピードがあればもっと高い評価を得ていただろう
動画はこちら↓
Leonardo Bonucci | Juventus | 2015/2016 Overall
2位 ニコラス・オタメンディ アルゼンチン代表 マンチェスターシティ
アルゼンチン代表でイングランドプレミアリーグのマンチェスターシティに所属する29歳のCB
アルゼンチンのクラブで徐々にプレー機会を増やし、2010-11シーズンにポルトガルの名門ポルトに完全移籍
ポルトでレギュラーに定着し、2014-15シーズンにスペインリーガエスパニョーラのバレンシアに完全移籍
当時低迷していたクラブを4位にまで引き上げる活躍を見せる
そのシーズン終了後マンチェスターシティに引き抜かれる
ここ6年ほどで一気にスターダムを駆け上がった選手である
ただ目立ったタイトルといえば、2010-11シーズンにポルトで獲得したUEFAヨーロッパリーグのみであり、少し物足りない印象
プレースタイル
凄まじい身体能力を活かした対人守備、カバーリング範囲の広さ、危機察知能力が魅力である
SBが高い位置へ攻撃参加してる際に後ろの真ん中とサイドのエリアをほぼ全て1人でカバーしてしまう
仮に裏を取られたとしてもすぐに追いつけるスピードも兼ね備えている
さらにビルドアップ能力も高くペップ・グアルディオラ率いるマンチェスターシティでもその能力を発揮している
空中戦も強いが上背がそこまでないため、ここではあまり期待できない
動画はこちら↓
Nicolas Otamendi - Manchester City - 2016/17 HD
1位 チアゴ・シウバ ブラジル代表 パリ・サンジェルマン
ブラジル代表でフランスリーグ1のパリ・サンジェルマンに所属する32歳のCB
ブラジル、ポルトガル、ロシアのクラブを転々としていたが、2008-9シーズンにイタリアセリエAのミランに完全移籍したことを転機に、ビッグネームになる
2010-11シーズンにはネスタと組まれる鉄壁のディフェンスラインによりリーグ優勝を成し遂げる
この年はリーグ最少失点であり、リーグ最優秀DFにも選出された
次の年にはフランスリーグ1のパリ・サンジェルマン移籍
改革を図るクラブの大黒柱としてイブラヒモビッチと共にチームを牽引
そこから現在までリーグは4連覇中である
ブラジル代表としてのタイトルがないことが少し寂しいものにしている
プレースタイル
現代のCBに必要な能力を全て兼ね備えている選手
スピード、対人能力、ビルドアップ能力、危機察知能力、空中戦、ディフェンスラインの統率、リーダーシップ、どれを取っても最高レベルである
個人的にはディフェンスラインの統率が突出していると感じる
ブラジルW杯では、相方にダビド・ルイスという突撃隊員をうまく操りベスト4まで進出した
この選手がいなければすぐにディフェンスラインは破綻していただろう
実際準決勝のドイツ戦では破綻している
強いて言えば、イタリアとフランスでのプレー経験はあるがイングランド、スペインではない
イングランド、スペインのどちらかのビッグクラブでタイトルを手に入れれば文句なしだろう
動画はこちら↓
Thiago Silva - The Monster - Ultimate Defender - 2015 HD
以上が右CB編となります!
やはり守備の中心となるポジションなので、ここがしっかりしていないとなかなか勝てないですよね!
日本代表ではやっとイングランドプレミアリーグのサウサンプトンに所属する吉田麻也というヨーロッパでプレーするCBが現れてきましたが、各国代表と比べるとやっぱりこのポジションの人材不足は痛感します。
スピードとパワーはもちろんのこと現代では足下のテクニックも求められる非常に難しいポジションです。
日本代表がW杯で優勝するためには、吉田麻也だけでなくもっと他にもヨーロッパでプレーする選手が出てこないといけませんね。
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