現役プロサッカー選手各ポジションベスト5(動画有り)右SB編
前回はGK編でしたが今回は右SB編です!!
そこでフォーメーションが無いと決めようが無いので、個人的に好きな4-3-3の中盤逆三角形で決めていきたいと思います!
ではでは早速5位から!
5位 ダニエル・カルバハル スペイン代表 レアルマドリード
スペイン代表でスペインリーガエスパニョーラのレアルマドリードに所属する
ユースからレアルマドリードに所属していましたが、トップに昇格することができずにドイツブンデスリーガのレヴァークーゼンにレンタル移籍した後活躍を認められ、レアルマドリードに復帰
2013-14シーズン、2015-16にはUEFAチャンピオンズリーグでビッグイヤーを獲得
最近ではスペイン代表でもスタメンに抜擢される
24歳という若さもあるので例年サイドバックに悩まされていたスペイン代表もこの選手のおかげでしばらくは安泰
プレースタイル
パッと目立つプレーは見あまりしないタイプでありスピードがあるわけでもキックの精度が高いわけでもない
もちろんこれらは平均以上ではあるが
この選手の持ち味は攻守のバランス感覚である
いつ攻めて、いつ守るかというサッカーにおいて目立たないが非常に重要な部分のレベルが非常に高い
レアルマドリードでは彼の前にベイルやロナウドがいて守備の意識が薄い
彼がいるから攻守のバランスが成り立っていると言っても過言ではない
動画はこちら↓
Dani Carvajal ● Defensive Skills, Assists & Goals 2015/2016 HD
4位 ナサニエル・クライン イングランド代表 リヴァプール
イングランド代表でイングランドプレミアリーグのリヴァプールに所属する25歳の右SB
頭角を現したのはサウサンプトン時代の2013-14シーズンである
当時サウサンプトンを率いていたマウリシオ・ポチェッティーノ監督の元で凄まじい成長を遂げた
その後リヴァプールに引き抜かれ加入当初からスタメンの座を勝ち取った
イングランド代表ではプレミアリーグのトッテナムに所属するとウォーカーとスタメン争いをしているが、一歩クラインが抜きに出ている印象
プレースタイル
抜群のスピードからなる攻撃参加が1番の武器である
所属するリヴァプールでは前にマネがサイドに張ることが多いため少し下がってビルドアップの基点になることもできるようになった
ただ、ここぞというときの攻撃参加は凄まじい威力がある
クロスの質も申し分なく、現在好調のリヴァプールを引っ張る存在だ
25年ほどプレミアリーグを制していないリヴァプールの鍵を握るのはこの選手だ
動画はこちら↓
Nathaniel Clyne - Welcome to Liverpool ● Defensive & Attacking Skills & Goals 2014/2015 |HD|
3位 エクトル・ベジェリン スペイン代表 アーセナル
スペイン代表でイングランドプレミアリーグのアーセナルに所属する21歳の右SB
ユース時代からバルセロナに所属し将来を期待されていたが2011年16歳のときにアーセナルが青田買い
現チェルシーのセスク・ファブレガスも同じ形で入団しているだけあってバルセロナはまたも才能をアーセナルに引き渡す形に
その後若手育成に定評のあるアーセナルのベンゲル監督により順調に成長していった
2016年にはスペイン代表に選出されカルバハルとのポジション争いを繰り広げている
カルバハルも25歳と比較的若いが、ベジェリンはまだ21歳とまだまだ成長を予感される
プレースタイル
圧倒的なスピードとスタミナを武器にサイドを制する選手である
小柄な身体なのでプレミアリーグに馴染めるか疑問視された声もあったが、すぐに順応していった
スピードだけでなくスペインの選手らしい足下のテクニックもあり、ビルドアップの起点にもなる
今シーズンはすでに得点もあげており、結果も少しずつ付いてきた
最近ではペップ・グアルディオラ率いるマンチェスターシティやバルセロナからオファーがあったようだが、アーセナル愛を強調している
クロスの精度が上がれば世界最高の右SBと数年後には呼ばれるだろう
動画はこちら↓
Hector Bellerin - Amazing Skill Show 2016 HD
2位 ダニエウ・アウベス ブラジル代表 ユベントス
ブラジル代表でイタリアセリエAのユベントスに所属する33歳の右SB
スペインリーガエスパニョーラのセビージャ時代に元セビージャで現マンチェスターシティのヘスス・ナバスと共に右サイドを形成し、大活躍
その後すぐに同リーグのバルセロナに引き抜かれ加入から退団までほとんどの試合に出続けていた鉄人
バルセロナで数々のタイトルを獲得してきたがブラジル代表ではコパアメリカや、コンフェデ杯のみ
W杯を制していたら名実ともに誰もが認める世界最高の右SBだったはずだ
プレースタイル
攻撃参加や守備の対応、競合い、ミドルシュート、スタミナなど挙げればきりがないが、その中でも特にメッシとのコンビネーションプレーは絶品
バルセロナ時代では、メッシとのコンビネーションプレーで数々の美しいプレーを魅せてもらった
いつかの試合で2人のパス交換のみでハーフウェーラインからゴールまでに至ったことがあるほど
さらにFKの精度も高く並みのチームなら第一キッカーになるのが当然である
ブラジル代表では、彼と良質なコンビを組める右サイドの選手がいないためそこまで目立った活躍はしていないが、能力は間違いないだろう
動画はこちら↓
Dani Alves 2015-16 | Amazing Skill Show | HD
1位 フィリップ・ラーム 元ドイツ代表 バイエルンミュンヘン
元ドイツ代表でドイツブンデスリーガのバイエルンミュンヘンに所属する32歳の右SB
ユース時代からバイエルンミュンヘンに所属し、一度レンタル移籍でシュトゥットガルトに所属するがそれ以外はバイエルンミュンヘン一筋である
今までブンデスリーガ8回、UEFAチャンピオンズリーグ1回、W杯1回、UEFA欧州選手権2回、と所属クラブと代表で数々のタイトルを獲得してきた
既にドイツ代表は引退したが、ドイツ代表やバイエルンミュンヘンで主将も務めている
プレースタイル
本当に何でもできる万能型である
強いて言えば空中戦に弱いことくらいしか欠点が見当たらないくらい欠点がなく、ほとんどのプレーが高水準でできる
ビルドアップの起点にもなれるし、オーバーラップからのクロスの精度も非常に高い
インナーラップで味方選手のスペースを作ることもできる
さらに2013-14シーズンからバイエルンミュンヘンに当時スペインでタイトルを取り続けていたペップ・グアルディオラを招聘したところから彼のプレーの幅が広がった
アンカーやインサイドハーフでも使われるようになり彼のサッカーIQの高さがよく理解できた
グアルディオラもシャビやイニエスタやメッシよりもサッカーIQが高く、これほど高い選手は見たことがないと絶賛していた
現在はドイツ代表は引退しているので、クラブに専念している
動画はこちら↓
Philipp Lahm ● The Little Giant ● 2003 - 2014 HD
右SB編は以上となります!
日本代表には長らくシャルケ所属の内田篤人がいますが、怪我がちで最近はなかなか試合すら出ていませんよね!
代わりに酒井宏樹がよく出場していますが、やっぱり内田篤人と比べると攻守のバランスが悪かったり、ビルドアップ時のポジショニングだったりと修正すべき点は多そう( ̄^ ̄)ゞ
サッカーの戦術の変化により最近のSBにはたくさんのことが求められるようになりました!
昔はサイドで守備をする選手だったのが、攻撃参加からクロスを供給したり、攻撃時に幅をとらなければいけなくなったり、ビルドアップの起点になったりと様々なことが求められます!
日本代表も最近では、内田篤人や長友佑都など世界の舞台でそこそこの結果を残す選手も出てきていますよね!
次回は右CB編となります!
GK編はこちら↓
www.footballst.com