本当に良いサッカー指導者(選手)になるには

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勝負強さと不屈のメンタリティ セルヒオ・ラモス

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ヨーロッパチャンピオンズリーグや、リーガエスパニョーラでレアル・マドリードが劣勢の時や、終了間際のときに必ずと言っていいほど、点を取る選手がいる

 

彼はその不屈のメンタリティからプレッシャーや相手マークなど全てのことを跳ね返し、ゴールを決めてしまう

 

そんな彼のポジションはディフェンスだ

 

ディフェンスでありながら抜群の決定力を誇り

、シーズンによってはFWの選手より点を取ってしまうこともある

 

さらにディフェンスとしての能力もずば抜けていて、その身体能力の高さを生かし相手フォワードをいとも簡単に止めてしまう

 

 

不屈のメンタリティ セルヒオ・ラモス

 

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彼はディフェンスに必要な能力を全て兼ね備えている

 

攻撃の開始地点としてビルドアップを始めると、質の高いロングフィードや縦パスから一気に局面を打開したり、前方にスペースがあれば一気にドリブルで持ち上がり、前進する

 

さらに空中戦を含めた1vs1が滅法強い

 

特に空中戦で彼に勝てる選手はほとんどいないだろう

所属クラブのレアル・マドリードでも、スペイン代表でもセットプレーの時には彼を中心に狙う決まりごとがあるくらいだ

 

特筆すべきはその勝負強さで、いつも負けている時や終了間際に点を決めてヒーローになっている点である

 

相手チームも必ずセルヒオ・ラモスに合わせてくるとわかっているにもかかわらず、簡単にマークを振り切りゴールを決めてしまう

 


Sergio Ramos - Defensive Skills - 2016 HD

圧倒的な個の力 戦う力

 

彼は圧倒的な個の力を兼ね備えている

 

サッカー選手として必要な全てを持っている

 

それはパスであり、ドリブルであり、シュートであり、ヘディングであったり様々なものである

 

その中でも彼の戦う力はずば抜けて高い

 

サッカーは遊びであるという言葉や、ポゼッションサッカーという言葉が世に回るようになってきて、綺麗なサッカーが良いサッカーという風潮があるように感じる

 

がしかし、サッカーとは戦いなのである

 

己の力と相手の力どっちがすぐれているかを勝負する戦いなのである

 

戦えない選手はその時点でスタート地点にすら立てない

 

どんな華麗なプレーをする選手でも勝負所では必ず戦っている

 

それは自分の生活がかかっているからであり、生き死にがかかっているからである

 

だから南米やアフリカの子はそういう戦いが非常に強いし、うまい

 

戦い慣れている

 

セルヒオ・ラモスは南米でもアフリカの選手でもないが、それに似たものを持っている

 

バレないように相手を削り、ファールする

 

時には相手エースを潰すためにワザとレッドカードもののスライディングタックルをお見舞いする

 

これには賛否両論あると思うが、かれは戦うことが普通なのである

 

日本代表やJリーグで、もっとセルヒオ・ラモスのような野生的な選手が出てきてほしいものだ

 

6/4(日) 3:45 チャンピオンズリーグ決勝
ユヴェントスvsレアル・マドリード
放送 フジテレビ