日本代表シリア戦で期待すべき4人とは
6月7日(水)19時25分 vs シリア キリンチャレンジカップ
日本代表が7日にシリアとイラク戦のための調整を位置付けた試合を行う
現在日本代表はアジア最終予選グループBにおいて、勝ち点16を獲得して首位を走っている
だが2位のサウジアラビアとは得失点差で1だけ優位に立っているだけで勝ち点は同じ
さらに3位のオーストラリアとは勝ち点3差で1試合で順位が変わる可能性だってある
アジア最終予選では2位までが本大会出場権を自動的に獲得でき、3位がアジアプレーオフの後に大陸間プレーオフに進出する
ということは現時点で安全とは全く言えない順位である
そのアジア最終予選を勝ち抜くためにキリンチャレンジカップを行うのだが、今回はそれに向けた期待と展望を個人的に考えてみた
まずは招集メンバー
招集メンバー
GK
川島永嗣(FCメス/フランス)
東口順昭(ガンバ大阪)
中村航輔(柏レイソル)
DF
酒井宏樹(マルセイユ/フランス)
酒井高徳(ハンブルガーSV)
長友佑都(インテル/イタリア)
宇賀神友弥(浦和レッズ)
吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
三浦弦太(ガンバ大阪)
昌子源(鹿島アントラーズ)
槙野智章(浦和レッズ)
MF
山口蛍(セレッソ大阪)
今野泰幸(ガンバ大阪)
遠藤航(浦和レッズ)
加藤恒平(RECべロエ・スタラ・ザゴラ/ブルガリア)
香川真司(ドルトムント)
倉田秋(ガンバ大阪)
井手口陽介(ガンバ大阪)
FW
本田圭佑(ミラン/イタリア)
原口元気(ヘルタ・ベルリン)
久保裕也(ヘント/ベルギー)
乾貴士(エイバル/スペイン)
大迫勇也(ケルン)
岡崎慎司(レスター/イングランド)
浅野拓磨(シュトゥットガルト)
目立ったメンツと言えば、浦和レッズの宇賀神とブルガリアの加藤と、エイバルの乾と怪我中の今野くらいであろう
浦和レッズ 宇賀神
浦和レッズの宇賀神は正直驚きであった
長年浦和レッズの主力として活躍してきたが、日本代表に選出されるとは全く思っていなかった
だがその経験と走力と持久力は確かなものがある
長友佑都の試合勘やコンディションが整っていないであろう今、スタメンは酒井高徳だと思うがそのバックアップとして十分な活躍をしてくれるだろう
ブルガリア 加藤
正直まったく知らない選手である(笑)
ユーロプラスという海外留学プログラムを通じて、各国を渡り歩いていることは知っていたがどんなプレーをするか、どんなプレーが特徴なのかなど、ほとんど情報がない
ただだからこそ、一度見てみたい気もするし、今ヨーロッパの5大リーグ以外でプレーしている選手からすると本当にうれしい報告であると思うしモチベーションが必ず上がるだろう
この選出を見てもハリルホジッチは選手の経歴などを重要視せず、日本人である限り全員が選出対象ということがわかる
個人的にはブルガリアの加藤が選ばれたのなら、ポーランドの森岡良太も観てみたい
エイバル 乾
スペイン2年目であった今季もリーグ戦28試合に出場、昨季と同じく3得点をあげた
最もインパクトを与えたのが最終節のバルセロナ戦だ
バルセロナのホームカンプノウで2得点をあげたのである
これは日本人にもアジアにも世界にも驚くべき衝撃を与えた
それだけでなく今季の乾は際立った活躍が非常に多かった
アトレティコマドリー戦では、対峙するファンフランを交代するまで追い詰めたり、指揮官であるシメオネ監督にも名指しで評価された
これだけスペインで継続した活躍を続けた日本人は初めであることからも、今回もしハリルホジッチが招集しなければ大きな波紋を呼んでいただろう
ガンバ大阪 今野
今野は現在怪我中であるにも関わらず招集された
これはハリルホジッチの絶大な信頼感からだろう
今回の代表合宿では、おそらく戦術的な確認も大きな役割の1つであるのでもし出場できなかったとしても今後、中心となる選手を呼んで戦術の共有を行いたいのであろう
そこまで今の今野はハリルホジッチに信頼されているということである
ただ今回は出場はしないだろう
今後の日本代表にかかせない存在になるだろうと思う
以上が7日に行われるキリンチャレンジカップ シリア戦に向けて少し注目すべき選手たちである