日本代表の希望　乾貴士 - 本当に良いサッカー指導者(選手)になるには

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スペイン　リーガエスパニョーラでというリーグは今まで日本人並びにアジアの選手があまり活躍しないリーグとして知られていた

そのわけは多々あるが、１つはサッカーの戦術的にかなり進歩した国なので選手に求められる戦術的な役割が他の国のリーグと比べると比べ物にならないほど高度で頻度も多いことが大きな要因だ

実際今までに城彰二、西澤明訓、大久保義人、中村俊輔、家長昭博、ハーフナーマイク、清武など様々なタイプの選手が挑戦したが、ほとんどインパクトを残せず移籍をしている

そんな中ここ２年で５６試合に出場し、毎試合コンスタントにパフォーマンスが良く、６得点をあげている選手がいる

それが乾貴士だ

最もインパクトを与えたのが、今季最終戦のバルセロナ戦である

２得点をあげる活躍を見せたが、そのどちらのゴールも難易度が高く乾貴士の技術力を世界に見せつけた試合である

乾貴士の魅力は何といってもそのテクニックである

単純なトラップミスや、パスミスはほとんどしない

最大の魅力はそのドリブルである

足にボールが吸い付いているようなドリブルで相手守備陣を翻弄する

さらにそのドリブル中の姿勢が良いため、パスなのかドリブルなのか、シュートなのか対峙するＤＦは必ず迷うことになる

第８４回全国高校サッカー選手権大会にて衝撃を起こしたのが、乾貴士の出身校である野洲高校だ

セクシーフットボールと評されたそのサッカーは高い技術力を武器に、ドリブルとショートパスで相手ＤＦをするすると簡単にかわしていくサッカーだ

その年の野洲高校は乾貴士のほかにも青木、楠神など複数のプロサッカー選手を輩出した世代である

最もセクシーフットボールが表現されたゴールがある

この相手は言わずと知れた鹿児島実業で、毎年上位に上り詰める高校である
その強豪チームに対して、これほど技術とアイディアが詰まったゴールを見せつけてくれた

中心となっていたのが乾貴士である

これから日本中に乾貴士という名前が知れ渡った

ヨーロッパで最も成功を収めている国の１つであるスペインリーガエスパニョーラにて日本人選手が、これほどコンスタントに活躍を見せる時代が今まさにきている

その活躍の要因に挙げられるのが、日本人の職人ともいえるほど高い技術力である

これはこの先日本人が、日本代表が、どのような育成をするべきか提示してくれている

もっとこれから乾貴士のようにスペインや各国で活躍する選手を育てたいと思う