本当に良いサッカー指導者(選手)になるには

サッカーを指導するにあたり自らが感じた本当に大切なことを発信し、それが日本サッカーの成長に少しでも繋がってくれるように

生きる伝説 ジャンルイジ•ブッフォン

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イタリア代表とユヴェントスでここ数年ずっとゴールを守り続けている男がいる

 

彼はイタリア代表がワールドカップで優勝して歓喜の渦に巻き込まれたときや、グループリーグで敗退し、失敗の烙印を押されたとき、その全てを知る男だ

 

ユヴェントスでは、イタリア最大のビッグクラブでありながらカルチョスキャンダルという不名誉な出来事からセリエB降格が決定しても移籍はせず、ユヴェントスのゴールを守り続けた

 

当時の同僚であったイブラヒモビッチはすぐに移籍している

 

そんな良い時も悪い時も代表とクラブに自分の全てを捧げる男の中の男なのだ

 

世界最高のGK ブッフォン

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ここ数年GKに求められる役割も少しずつ変化している

ドイツ代表のGKノイアーのように、チームのビルドアップに積極的に入っていき攻撃を組み立てられるGKや、高いディフェンスラインを引いたときでもその裏のスペースをカバーできるスピードと勇気を持ったGKなど

 

サッカーの進化とともに様々なことが求められるようになってきた

 

しかしそれは付加価値であってそのポジションで必ずしなければいけないことがある

 

GKでいうとシュートを止めること、要はゴールの中にボールを入れささないことである

 

ブッフォンはこの点においてずば抜けてすぐれている

 

ビルドアップに参加する回数や精度はそこまで高くないが、とにかくゴールにボールを入れささない

 

GKとして1番求められる能力を高い次元で兼ね備えている

 


Gianluigi Buffon - Best 100 Saves | Le 100 Migliori Parate HD

代表とクラブのリーダー

 

代表にもクラブにも成功を収めているときは、必ず良いリーダーがいる

 

それは監督が担っていることもあれば、選手が担っていることもある

 

ブッフォンは監督も超えてしまいかねないほど、リーダーシップを発揮している

 

イタリア代表でも、ユヴェントスでも彼の発言は時に監督よりも重要視されることがある

 

それは長年代表とクラブを引っ張ってきた証拠であり、フロントやファン含め全てのサッカー関係者に絶大な信頼を得ているということである

 

それでいながら、彼は自分のエゴを押し通すのではなくまずはチームのことを考えて、チームについて発言をする

 

それこそ真のリーダーの証であると言える

 

もう現役で観られる姿はそう長くないので、チャンピオンズリーグ決勝戦で優勝し、バロンドールを獲得する姿を見てみたいものだ

 

6/4(日) 3:45 チャンピオンズリーグ決勝
ユヴェントスvsレアル・マドリード
放送 フジテレビ