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W杯アジア最終予選vsサウジアラビアを観て感じたこと

こんばんは!
日本勝ちました〜( ´∀`)
勝ちだけでもよかったですね!!


W杯アジア最終予選vsサウジアラビア

先ほど終わりましたサウジアラビア戦の選評です!
まずお互いのフォーメーションとおおまかな戦術を紹介します!

サウジアラビア
フォーメーション 4-4-2
戦術カウンター

図のような形で基本形はセンターサークル少し前からプレスを始め、中盤のエリアで奪い取ることを狙いとしていたと思います。
前から奪いにいく時もありましたが基本形はこの形。

日本
フォーメーション 4-2-3-1
戦術 ボール支配から得点する

対する日本は基本的にはボールを奪われず少しずつ前へ運びゴールを奪うことを狙いに。
起点はサウジアラビアのDFとMFの間のスペースで原口、清武が受けるところでした!

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〜前半20分

日本は狙い通り原口と清武のところで前向きにボールをもらうことができ、そこから大迫とのコンビネーションなどでいくつかチャンスを生み出した

サウジアラビアは、FWが日本のセンターバックである吉田と森重にプレスに行くタイミングがあまり良くなく、ほぼノープレッシャーで吉田と森重がプレーできていた。特に森重のところは緩かった

さらにサウジアラビアのMFのラインのスライドが遅く、右ボランチと右サイドハーフの選手の間を何回も狙われる

特に11番の守備でのポジショニングが良くなかった
ただ日本のミスでいくつかカウンターからチャンスを生み出す

前半20分〜前半終了

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この辺りからFWの運動量が落ちたのか戦術なのか少しFWが下がり気味になり4-1-4-1のような形に。(おそらく11番が下がりすぎていたのでFWが下りてきた)

これが日本にとっては狙いとしていたエリアを埋められたことで少しずつチャンスの数が減っていく

サウジアラビアの攻撃はほとんどボールを保持しようとせずできるだけ早く前へ運んでいる。
ただFWの10番があまり動かないタイプなので、怖さは全くない

そんな中クロスの混戦からハンドでPK獲得し、清武が先制点を決める

前半終了

〜後半20分

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日本は開始からあまり機能していなかった久保を代え本田圭佑を投入

サウジアラビアは11番を完全にアンカーにしたのか、清武のところでほとんどマンツーマンのような形にしていた

サウジアラビアの攻撃は前半とほぼ変わらず

日本は低い位置でのセンターバックのドリブルインやボランチのドリブルインが生きてくるのだがあまりそのようなプレーはでない

後半20〜試合終了

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逆に少しずつサウジアラビアのボール支配が上がり、徐々に日本が引く展開に

押し込まれた時の原口のポジショニングがあまりよくなかったが高い位置にボールがあるときは、持ち前の勢いのあるスプリントからのインターセプトでチャンスを創出

香川真司も投入され、ザックジャパン時代の本田香川長友のコンビネーションから左サイドを崩し、原口が得点

そこからは終始押される展開に

カウンターから失点しその勢いのままやられるかと思いきや、本田圭佑のところをボールの納めどころとし、攻撃の時間を少しでも増やす

ここはさすが本田圭佑、さすがの経験といったところ

そのまま試合終了


今回の試合は日本代表の試合では珍しく、楽しい試合に感じました!
それは選手の姿勢もそうだし戦術的にも!

サウジアラビアも以前のように身体能力のみに頼りパワーとスピードで攻めてくるだけでなく、テクニックも付いてきている印象!

このままアジアのレベルが上がっていってほしいですね( ̄^ ̄)