時間を操るパス
時間を操るパス
今回も自分の中でこだわりのあるパスという部分について取り上げたいと思います!
前々回の元イタリア代表アンドレア・ピルロは足に吸い付くようなタッチから出る、相手、観客さえも騙されてしまうパスを操るパスの紹介
こちらから↓
前回のスペイン代表シャビアロンソは精密機械のようなパスを60メートル級の距離まで全て同じフォーム、ワンステップで送るパスの紹介
こちらから↓
以上の2つのようにパスにも色々な種類があり、選手によってその特徴は違います!
今回はその中でもぱっと見の凄さ、美しさではなく、後から考えるとそんな意味があったんだ!
あのパスがあったからここまでこれているんだというちょっと渋いパスの紹介です( ´∀`)
元スペイン代表シャビエルナンデスの時間を操るパス
シャビのパスは時間を操っている
一本のパスでチャンスを作ったり、サイドチェンジにより攻撃に幅をもたらすことも得意としているが、シャビの1番は時間を操るパスだ
Xavi Hernandez Vs Real Madrid - Maestro of Decade - By Pep
その一本のパスによりチャンスになるわけでもない
その一本のパスによりメリットを得られるわけではない
むしろ、相手からすると取れるかも?と思うパスなわけだからそのパスを奪われる危険もある
そのパスを狙われる危険もある
だが、その一本のパスにより時間を操り5秒後には大チャンスが訪れる
その一本のパスがなければ普通のチャンスだった5秒後が、その一本のパスにより大チャンスになる
シャビはそんなパスを出す
しかもそのパスで相手食いつかして後ろにスペース空けるから、俺にダイレクトで返してくれよという目に見えないメッセージ付きで
そこがシャビのすごいところである
パスの方向、タイミング、速さ、もらう足、全てに次何をするのかの情報が詰められている
やはりこれも努力の賜物である
どれだけ仲間のためにチームのためにパスを追求したのか
それは私たちの想像に及ばないだろう