本当に良いサッカー指導者(選手)になるには

サッカーを指導するにあたり自らが感じた本当に大切なことを発信し、それが日本サッカーの成長に少しでも繋がってくれるように

日本代表 香川真司のうまさとは?



彼は若くして日本代表に入り、ドイツブンデスリーガで飛躍的な成長を遂げ、今ブンデスリーガで多くの日本人選手が活躍しているが、それの大きな要因となっている選手である

セレッソ大阪伝統の8番を20代前半で背負いプレーをしていて、2009シーズンには27得点をあげJ2ながら得点王を獲得している

そしてその活躍がドイツまで届き、後に名監督となるクロップ監督が就任したブンデスリーガのドルトムントに完全移籍


その年のドイツでナンバーワンを争うダービーである、シャルケとのルールダービーにて2得点をあげる活躍を見せ、監督からもファンからも完全に信頼を獲得した

このシーズンのドイツブンデスリーガの前半戦MVPにも選出され、世界中に香川真司の名前が知れ渡った

その2年後にはイングランドの超名門にして世界で最高峰を争うメガクラブであるマンチェスターユナイテッドに引き抜かれる

まさか日本人選手があのマンチェスターユナイテッドでプレーすることが、Jリーグが発足して間もない中現れるなんて想像もしなかった


それくらい彼の今までの活躍は目を見張るものがあったのだろう

両足を起用に使ったドリブル


Shinji Kagawa - Let's Go - Goals, Skills, Pass - Manchester United - 2013



彼の特徴の1つにドリブルがあげられると思うが、その理由に両足を状況に合わせて使い分けていることが、すごいところだ

右サイドでドリブルをしているときは、左足
左サイドでドリブルをしているときは、右足

どちらも相手から遠い足でドリブルをし、できるだけ相手に触られないことを意識しているとわかる

身体が小さい選手だからこそ、できるだけ接触をされないように工夫していて、日本人選手のお手本としていいだろう

日本人ができない間受け


さらに彼の最大の魅力は、ボールをもらう位置である
彼のポジションはトップ下という、高確率で相手から厳しいマークを受けろ場所であるが、その相手からマークできないポイントをうまく見極め、相手と相手の間(さらにDFとMFのライン間)でボールを受けることができる

これは特にバルセロナのイニエスタや、シャビ、メッシなどがよく用いる個人戦術で、ここでボールを受けることができるかどうかが、良い攻撃に繋がるかを分けると言っても過言ではない


今現在は以前のドルトムントにいたときのような輝きを放ってはいないが、必ず2018年ワールドカップでは彼の力が必要になるだろう