クロアチアの天才 モドリッチ
強豪がひしめくヨーロッパにて、現在若手の台頭が著しい国がある
それがクロアチアだ
クロアチアのイメージといえば、身体的に大きいとう利点を最大限に生かしパワーで勝つ
組織的に守備を行いセットプレーで勝つ
といったあまり自分たちからアクションを起こしてサッカーをするというイメージがない
ただ、その中でモドリッチという選手が現れてからは少しずつボールを支配しアクションするサッカーに変わりつつある
モドリッチが1人いるだけで国のサッカーを変えてしまうほどのプレーヤーである
そんな彼は何がそんなに良いのだろうか
モドリッチ レアル・マドリード
まず彼は何と言ってもボールの扱いに長けている
ボールから自由になっている
よくテクニックがあるというが、その次元を超えている選手であろう
彼の間合いにボールがあるときは、対峙した相手選手は成す術が見当たらない
彼とドイツ代表トニ・クロースの中盤からボールを取ることは非常に困難なミッションである
同様にクロアチア代表時の相棒はバルセロナのイヴァン•ラキティッチである
走ることができるテクニシャン モドリッチ
彼は自分のことを特別なプレーヤーだと思っていない
自信に満ち溢れたプレーはするが、自分のエゴだけのプレー、自分勝手なプレーは絶対にしない
さらにこれだけチームの中心となり攻撃で多大な貢献をしているのにも関わらず、守備になった途端全力でアプローチもする
守備ブロックを形成しているときも、的確なポジショニングできる相手のプレーを制限する
バルセロナのメッシや同レアル・マドリードのロナウドは、その点でいうと唯一欠けているところかもしれない(監督から免除されているとは思うが)
そういう意味では、走れる献身性があるテクニシャンというジャンルでいうと恐らくナンバーワンであろう
恐らくそれはレアル・マドリードというエゴの塊で、世界ナンバーワンを争うチームの一員でポジションを奪うためには、試合に出続けるためには、監督に信頼されるためには、必要なことだったのである
それくらいレアル・マドリードというメガクラブでスタメンを奪取することは不可能に近い
近く行われるチャンピオンズリーグ決勝戦でもモドリッチの活躍が鍵になるだろう
6/4(日) 3:45 チャンピオンズリーグ決勝
ユヴェントスvsレアル・マドリード
放送 フジテレビ